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2026/07/13 09:17 ~ なし

【2026年7月第2週】ポンプ交換・電磁接触器交換・PF管によるケーブル保護工事|設備の安定稼働を支える電気工事

佐賀県みやき町でポンプ設備の更新工事を実施しました

今週は佐賀県みやき町にある船舶塗装を中心に行われている会社「中国塗装」様にて、設備更新工事を行いました。

今回の工事内容は以下の通りです。

  • ポンプ交換
  • 制御盤内の電磁接触器(マグネット)交換
  • ケーブル保護のためPF管施工

一つひとつの作業は比較的シンプルな内容でしたが、現場では図面通りに進まないことも少なくありません。今回も新しく取り付けるポンプの形状が既設品と少し異なっていたため、高さが合わないという問題が発生しました。

そのままでは設置できなかったため、現場の状況を確認しながらサンダーで取付部分を一部加工し、安全性と強度を確認したうえで無事に取り付けることができました。

電気工事では、図面や仕様書だけでは分からない現場特有の状況に対応する柔軟な判断力も重要になります。

ポンプはどのような役割をしているのか

今回交換したポンプは、タンクへ水を送るための重要な設備です。

設備の仕組みとしては、

  1. タンク内の水位が下がる
  2. フロートスイッチが水位低下を検知
  3. ポンプが自動で起動
  4. タンクへ給水を開始
  5. 水位が満水になる
  6. フロートスイッチが満水を検知
  7. ポンプが自動停止

という流れになります。

このような自動制御によって、人が常に監視していなくても必要なタイミングで給水が行われます。

工場や事業所では、このような設備が24時間稼働していることも多く、ポンプが正常に動かなければ生産設備や日常業務に大きな影響が出る場合があります。

そのため、故障してから交換するだけでなく、異音や能力低下などの兆候が見られた段階で早めに更新することが重要です。

フロートスイッチによる自動制御の重要性

今回の設備では、フロートスイッチによってポンプを自動制御しています。フロートスイッチとは、水面に浮かぶ浮き球(フロート)の上下動を利用して電気信号を送り、ポンプの運転・停止を自動で行う装置です。

水位が一定より低くなるとフロートが下がり、ポンプへ運転信号が送られます。ポンプが起動するとタンクへ給水が始まり、水位が上昇します。そして満水になるとフロートが上がり、停止信号が送られてポンプが自動で停止します。

このような制御方式は、工場や船舶設備だけでなく、受水槽や排水設備、農業用施設など、さまざまな設備で採用されています。人が常に水位を確認する必要がないため、省力化につながるだけでなく、水不足やオーバーフローを防ぐ重要な役割も果たしています。

しかし、フロートスイッチも長期間使用すると内部接点の劣化やフロートの動作不良が起こることがあります。その結果、ポンプが起動しなかったり、逆に止まらなくなったりするケースもあります。そのため、ポンプ本体だけではなく、フロートスイッチや制御機器も定期的に点検し、異常があれば早めに交換することが設備を安定して運用するためには欠かせません。

予防保全が設備トラブルを防ぐ

設備の故障は突然発生することが多く、特にポンプやモーターは毎日稼働しているため、知らないうちに部品が摩耗している場合があります。

「まだ動いているから大丈夫」と思っていても、ある日突然停止してしまえば、生産ラインの停止や業務の遅れなど、大きな損失につながる可能性があります。

そのため近年では、故障してから修理する「事後保全」ではなく、故障する前に部品を交換する「予防保全」を取り入れる企業が増えています。

電磁接触器やポンプ、フロートスイッチなどは比較的消耗しやすい部品でもあるため、定期点検と計画的な更新を行うことで、設備を長期間安定して使用することができます。

電磁接触器(マグネット)とは

今回の工事では、制御盤内の電磁接触器(マグネット)も交換しました。

電磁接触器は、モーターなど大きな電流が流れる設備を安全にON・OFFするための重要な部品です。

一般家庭のスイッチでは直接モーターを動かすことはできません。

そこで制御回路からの小さな電流を利用し、電磁接触器が内部の接点を動かしてモーターへ電源を供給しています。

つまり、

「制御信号」と「実際に流れる大電流」を分けて安全に運転するための装置

ということになります。

長年使用すると内部接点が摩耗し、

  • 接点焼損
  • 接触不良
  • モーターが起動しない
  • 異音が発生する

などのトラブルにつながる可能性があります。

そのため、ポンプ交換時には電磁接触器も合わせて交換することで、設備全体の信頼性向上につながります。

PF管でケーブルを保護

今回はケーブル保護としてPF管も施工しました。

PF管とは、電線を外部から守るための保護管です。

工場では、

  • 人が歩く
  • 荷物が当たる
  • フォークリフトが通る
  • 振動がある
  • 水や汚れが付着する

など、ケーブルに負担がかかる環境が多くあります。

そのまま配線してしまうと、被覆が傷つき漏電や短絡の原因になる可能性があります。

PF管へ収納することで、

  • ケーブル保護
  • 配線整理
  • メンテナンス性向上
  • 見た目の改善

など多くのメリットがあります。

小さな施工ですが、設備を長く安全に使用するためには欠かせない作業です。

現場では加工が必要になることも

今回一番印象に残ったのは、ポンプの形状変更による取付加工でした。

設備更新では、メーカーが同じでも旧型と新型では寸法が変更されていることがあります。

今回も高さが数センチ異なっていたため、そのままでは取り付けることができませんでした。

現場で状況を確認しながら必要最小限の加工を行い、安全面も確認したうえで施工しました。

現場では「ただ交換するだけ」ではなく、その場で最適な施工方法を判断する経験が求められます。

今週は営業活動も実施

工事以外の時間は、新規のお客様とのご縁を広げるため営業活動も行いました。

設備は突然故障することが多いため、日頃から相談しやすい電気工事会社として知っていただくことも大切な仕事の一つです。

緊急対応だけでなく、

  • ポンプ交換
  • 制御盤改造
  • モーター交換
  • 電気設備更新
  • 工場電気工事
  • 漏電調査
  • 各種電気工事

など、お客様の設備が安心して稼働できるようサポートしています。

まとめ

今回の工事では、ポンプ交換・電磁接触器交換・PF管施工を実施しました。

大きなトラブルはありませんでしたが、ポンプ形状の違いという現場ならではの課題にも柔軟に対応し、無事に工事を完了することができました。

設備は「壊れてから修理する」のではなく、計画的に更新することで突然の停止や高額な修理費用を防ぐことができます。

株式会社e-ASSISTでは、佐賀県・福岡県を中心に九州各地で工場・事業所・船舶関連施設の電気工事を承っております。

ポンプ交換、モーター交換、制御盤改造、電磁接触器交換、漏電調査、電気設備更新など、お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

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